不動産売買仲介営業ができるようになるにはどのようなスキルが必要になるのでしょうか。
まずは、「宅地建物取引士」の資格があげられます。
事務所で5人に1人は、資格を持っていることが義務付けられています。
実際に営業社員が持っていなくても、できる仕組みになっています。
しかし、重要事項説明や契約書への記名押印は、宅地建物取引士の専権業務になります。
賃貸のように同じ内容の物件とは違い、売買物件の重要事項説明は、個々に説明が変わってきます。
ですので、資格を持ったものが対応しないと、買い手に説明不足が生じたり、トラブルになる恐れが出てきます。
それと、「お客様の気持ちと心理」を読み解くスキルが重要になります。
これは、訓練していないと、お客様へ満足を提供することが難しく、いい物件でも販売ができない原因になります。
基本的なことですが、不動産という「商品」はどのようなものであるかをしっかりと把握した上で、営業していくことが必要になります。
そして、購入するお客様の理由、心理、気持ち、希望はどのようなものであるかについて学ばなければなりません。
そして、そのような気持ちを抱いているお客様と接するときに、心構えはどうあるべきかを身につけておくことが大切です。
査定を依頼した時には、担当者が資格を持っているかは、最低限チェックをするようにして下さい。
そして、売買の実績や営業スキルがある担当者であるか、名刺に書いてあるプロフィールなど確認するようにしましょう。