不動産の建物も、長年経過してくると、維持のためのメンテナンスが必要になってきます。
中古でも、メンテナンスが行き届いた物件は買い手にとっても人気があります。
特に、買い手が気になる点は、外壁・屋根についての状態です。
屋根や外壁が傷んでいるようであれば、当然ですが売却金額に影響が出てきます。
外回りにかかる補修が、建物の維持コストの中では一番のウェイトを占めます。
修理が必要と分かっていても、費用面からすぐに出来ない場合も出てきます。
その場合には、予め補修費の予算を見積もって、買い手に購入後にリフォームしてもらうよう提案します。
ですので、不動産売買営業では、リフォームの知識は不可欠です。
購入者の7割が中古住宅をリフォームして住むというスタイルが定着しています。
依頼しようとする会社で、購入者にリフォームを提案して、実際に成約した例などを確認することが大切です。
担当者には、どの箇所で補修が必要になるかのアドバイスを聞くようにしましょう。
そして、必要に応じて、売り出し前にリフォームの見積もりを用意して準備するようにして下さい。