引き渡し日は売主・買主の事情を考慮して、話し合いで決められます。
引き渡し期間は、一般的には契約を締結してから1ヶ月程度です。
買主側から、子供の学校が春から始まる4月前にしてほしいとか、転勤が半年後なのでその後にしてほしいと、リクエストが入ることがよくあります。
売り手側としては、買い手の都合に合わせて、引き渡し日を設定したらいいのですが、期間が長すぎると契約自体のリスクが高くなります。
なぜなら、「人の心は変わりやすいもの」とはよく言いますが、引き渡しを伸ばしている間に、買い手が違う物件に気持ちが移ってしまう可能性はゼロではないからです。
契約後の初期の段階なら手付解除で解約可能ですが、解約されてしまうと予定が崩れてしまうので、なるべく多めの手付金をもらうようにするのが得策です。
なるべく売買契約後から引き渡しまでの期間は、3ヶ月くらいまでにしておくようにしましょう。
また、売主側が住み替えで、売れてからその代金で物件を購入する場合、よく引き渡し日を決済日以降にしてほしいと、売り手側から要望を出すことがあります。
不動産を売って、その代金で住み替え先を購入する場合、売買代金の受け渡しを行なってから、住み替え物件の代金決済、引っ越しを行うことになります。
この状態を「引き渡し猶予」と言いますが、購入申し込み時点で売り手から買い手に条件提示します。
この引き渡し猶予期間は、通常7日~14日以内で設定することが一般的です。
この期間については、無料で売主様が売却した家に住むことができますが、家について何か損害が生じた場合は、自らの責任において保証しなければなりません。
よって、こちらもあまり長い期間を定めずに、引っ越しの段取りがついたら速やかに明け渡すようにして下さい。